所変われば葬式変わる2(父の場合1)
前に叔父のお葬式について少し書きましたが、前は唯の参加。
今回は当事者で前回以上にびっくりなことが多かったのでちょっと残しておこうかなぁ・・・と思って書いてみます。
(お暇な方はお付き合いください。)
まずは父が家に戻ってきた後から・・
おかにょの実家は群馬のかなり田舎です。
葬式も所謂『隣組』が中心になって行います。
おかにょの実家のまぁ、町内会に当たるのものの世帯数は役30.
そこが『上』『下』の二つに分かれていておかにょの家は『上』
今回は上の人たちが『組内』という事でお手伝いしてくれました。
父が家に戻ってくるとまもなく下組の方々が『仁義』(多分この字だと思う)にやってきました。
「仁義って何?」
タダのお焼香でした。
お手伝いしない組はここでまとめてお焼香に来るようです。
そのあと組内の人たちが来てお焼香。
そのあと次の日からの段取りを決める為に打ち合わせ。
詳しくは翌日・・・って感じで解散。
父が帰ってきた日、前日までの雨が嘘のように上がって、父が眠る部屋には夕日が差し込んでいました。蜩がカナカナ・・・と鳴き静かに上るお線香の煙・・・。
雰囲気はたっぷり・・・の中でお座りで挨拶していたおかにょは、鳴りそうなお腹と足の痺れに耐えていました(何て奴だ!)
さて次の日。(お通夜は友引が入ってしまったので更に次の日でした)
朝8時ごろから組内の人たちが集まってきて、役割分担。
ここで重要なのが『つげ』(多分、告げ)
初めて聴きました。
なんじゃそれ?の世界です。
近くに住む身内や、親交のあった人、病院にお見舞いに来てくれた人たちに、通夜や告別式の予定を知らせる印刷物を二人一組で配って歩く重要な?役目です。
ここでうっかり・・・をされると大変なことになります(・・・が、やられてしまいました)
女子陣は、近くの集会所で、つげに言ってくれた人や私達家族の昼食や夕食を作ってくれます。
喪主はまとめてお金を組内のまとめ役に渡しておきます。
で、つげが帰ってくると夜は『つげの清め』
で、とりあえずこの日は終了です。
(2に続く)
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